【ニューデリー=黒沼勇史】ネパール首都カトマンズ北西で25日昼ごろ、マグニチュード7.9とされる地震が発生し、ビルが倒壊するなど被害が広がっている。現地時間午後2時すぎ時点で、カトマンズで2人が死亡したとの報道があるが、被害の全容は伝わっていない。インドメディアなどは倒壊した建物の下から被害者を救出し病院に運び込む様子を報じている。
米地質調査所(USGS)によると、地震の規模が最も大きいのは、カトマンズ北西の町ラムジュンで、マグニチュードは7.9としている。インドでも北部ニューデリーや東部コルカタでも大きな揺れが複数回感じられ、負傷者も出ているもよう。