東京大学の川名敬准教授らは、子宮頸(けい)がんを引き起こすヒトパピローマウイルスに感染しても発症を防ぐ治療法を開発した。遺伝子を組み換えた乳酸菌を飲むと、病原体から身を守る免疫が働いてがんになりかけた細胞を攻撃する。40人の患者で治療効果を確かめる医師主導の臨床試験(治験)を進めており、2016年度初めにも結果をまとめる。
子宮頸がんは20~30歳代の女性に多く、国内で年間1万~1万5000人が…
子宮頸がんワクチン後に身体障害、名古屋市が初の補償受精卵のゲノム編集、米で臨床容認へ 遺伝疾患予防のみ赤ちゃんの肌、ケア肝心 「アトピーを予防」研究結果も卵アレルギー予防、自己流ダメ 新手法「医師と相談を」子宮頸がんワクチン後の症状、接種歴ない子にも子宮頸がんワクチン被害集団訴訟、57人が2次提訴信州大「不正認められず」 子宮頸がんワクチン研究巡り予防接種ミス増加 間隔や期限間違い…昨年度6168件