民主党の岡田克也代表は6日、党本部で開いた全国青年委員長・青年局長会議で、野党第2党の維新の党などを巻き込んだ野党再編について「まずは民主党をしっかりと立て直すことが何をやるにしても必要だ。強い軸がなければ野党の再結集はできない」と述べ、現時点で他党との合流には慎重な考え方を示した。
野党内では、維新の党の松野頼久代表が「年内に衆院で100人規模」の新党構想を提唱したのをきっかけに、民主党や旧みんなの党など再編推進派が会合を重ねている。岡田氏は再編より党再生に軸足を置く自主再建を唱えており、改めて野党再編派をけん制した形だ。