【ブリストル(英国)=共同】国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級の暫定王座決定戦が13日、英国のブリストルで行われ、同級3位の岩佐亮佑(セレス)は4位のリー・ハスキンス(英国)に6回2分10秒でTKO負けし、王座奪取に失敗した。戦績は21戦19勝(12KO)2敗。
25歳の岩佐は世界初挑戦で、海外での試合も初めてだった。序盤から相手の多彩な攻撃に劣勢となり、6回にダウンを喫した。立ち上がった後には猛攻を受け、主審に試合を止められた。
国内のジムに所属する男子の世界王者は11人のまま。31歳のハスキンスは35戦32勝(14KO)3敗とした。
今回の世界戦は、正規王者のランディ・カバジェロ(米国)が負傷で長期間試合ができないため、IBFの指令により実施された。