日本マクドナルドホールディングスが11日発表した2015年1~9月期の連結決算/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは、最終損益が292億円の赤字(前年同期は75億円の赤字)だった。売上高の減少に加え、不採算店舗の閉鎖に伴う費用や減損損失/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE1E2E4E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXなどで68億円の特別損失/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAEAE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXを計上したことが響いた。4月に発表した計画では、年間で約500店舗の改装と131店舗の閉鎖を見込んでいたが、1~9月期では61店舗の改装と8店舗の戦略閉店にとどまった。
売上高は前年同期比20%減の1375億円、営業損益が207億円の赤字(同2億3800万円の黒字)だった。既存店売上高は8月に期限切れ鶏肉問題の使用などで大きく落ち込んだ前年同月との比較で増収に転じたものの、その後、9月と10月は再び小幅ながら減収が続いている。フランチャイズ店舗の財務支援や原材料費の高騰なども利益を押し下げた。
15年12月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高が前期比10%減の2000億円、営業損益は250億円の赤字(前期は67億円の赤字)、最終損益は380億円の赤字(同218億円の赤字)を見込む。従来未定としていた年間の配当予想は前期並みの1株当たり30円とした。
同日記者会見した増田雄高・財務本部上席部長は、配当予想を前期並みとした理由について、安定配当を前提としているとしたうえで「(4月に発表した)ビジネスリカバリープランの進捗が順調なほか、財務バランスも健全」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕