【ニューヨーク=共同】米大リーグで年俸総額が規定額を超えた球団に課される課徴金(ぜいたく税)で、ドジャースが過去最高額の約4360万ドル(約52億8千万円)になったと18日、AP通信が伝えた。他にもヤンキース、レッドソックス、ジャイアンツが対象となり、現行制度となった2003年以降で4球団に課されるのは初めて。
ドジャースの諸経費を含む今季の年俸総額は2億9千万ドルを超えた。ヤンキースは約2610万ドル、レッドソックスは約180万ドル、ジャイアンツは約130万ドルの課徴金がそれぞれ課された。
大リーグ選手会の調査によると、今季の大リーガーの平均年俸は昨季から3.5%増の395万2252ドル(約4億8千万円)で史上最高だった。対象は8月31日時点での出場登録選手と故障者リスト入り選手。年俸最低保障額は50万7500ドルだった。