衆院本会議に臨む自民党の赤枝恒雄氏(中央)=14日午後、飯塚晋一撮影
自民党の赤枝恒雄衆院議員が「親に言われて仕方なく進学しても、女の子はキャバクラに行く」などと発言したことについて、菅義偉官房長官は14日の衆院本会議で「政治家は自らの言動について責任を持つべきだ」と述べた。
赤枝氏「キャバクラへ」発言に与野党から批判
「進学しても女の子はキャバクラへ」自民・赤枝氏発言
赤枝氏「女の子はキャバクラへ」発言、会合での主な内容
地域改革整備法案の質疑の中で、民進党の青柳陽一郎氏が赤枝氏の発言を引用。「どのような趣旨か分からないが、あまりに女性をバカにした発言。(自民議員の)このような劣化には、数のおごりがあるのではないか」とただした。
菅氏は、自民党議員の発言については党が適切に対処するとして上で、「自らの言動については一人ひとりの政治家が責任を持つべきであり、必要な説明責任を果たしていくべきだ。安倍内閣としては緊張感をもって政権運営に当たっていく」と述べた。
赤枝氏は12日、貧困対策を推進する超党派の議員連盟の会合で、「親に言われて仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行く」「高校や大学は自分の責任で行くものだ」などと発言した。