新たな神戸阪急ビル東館の完成イメージ図=阪急電鉄提供
阪急電鉄は25日、神戸三宮駅(神戸市)と一体の「神戸阪急ビル東館」を建て替える計画を発表した。商業施設、ホテル、オフィスなどが入った高さ約120メートルの高層ビルを、2021年に完成させる。
地下3階地上29階建てで、延べ床面積は約2万9千平方メートル。29階は展望室やレストラン、17~28階はビジネスホテル、地下2階~地上3階は商業施設となる。
今のビルは、1995年の阪神大震災で半壊した旧ビルを、暫定的に再建した建物。地下1階、地上3階で、延べ床面積は約5千平方メートル。1月までスーパーや飲食店があったが、今は全店舗が閉店した。阪急は今夏から解体を始め、17年春に新ビル建設を始める。(岩沢志気)