7日午前9時45分ごろ、栃木県那須町豊原乙の国道4号で、軽乗用車や大型トラックなど4台が衝突し、1人が死亡、乳幼児3人を含む7人が重軽傷を負った。
那須塩原署によると、福島県西郷村の家電販売業小森三千世さん(61)運転の軽ワゴン車と、対向してきた同県白河市のパート職員筧(かけひ)綾さん(33)運転の軽乗用車が衝突。それぞれ後続してきたトラックと乗用車もぶつかった。
小森さんが胸や腹を強く打ち、搬送先の病院で約3時間後に死亡。筧さんが一時重体、乗用車の助手席に座っていた同県郡山市の女性(25)が肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷を負った。
署によると、現場は片側1車線のほぼ直線。小森さんは那須塩原市内の親戚宅に向かう途中で、筧さんはドライブ中だったという。
現場は栃木、福島県境から約3キロ。事故の影響で、午後0時45分まで現場付近は通行止めになった。