力強い掛け声のなか練り歩く神輿(みこし)=15日午前7時7分、東京・浅草、角野貴之撮影
東京の初夏の風物詩、浅草神社の三社祭は15日に最終日を迎え、3基の本社神輿(みこし)が繰り出す最大の見せ場「宮出し」があった。
午前6時ごろ、境内に集まった氏子らが一本締めを合図に神輿を担ぎ上げた。法被姿の男女が「エイサ、エイサ」と力強いかけ声をあげ、観光客らでにぎわう街を練り歩いた。
地元・東京都台東区の会社員水落清さん(42)は「三社祭は1年に1回のご褒美のようなもの。今年も担げてうれしかった」と話した。神社によると、3日間の人出は201万人だった。