18番で第2打を放つ谷口徹
男子ゴルフの今季国内メジャー初戦、日本ツアー選手権森ビル杯(茨城・宍戸ヒルズCC西 7384ヤード=パー71)は3日、第2ラウンドがあり、2011年の覇者、J・B・パク(韓)が5バーディー、2ボギーの68で、通算3アンダーの首位に立った。アンダーパーは前日から2人減って4選手で、1打差で黄重坤(韓)、71で回った48歳の谷口徹が2打差で追う。片山晋呉、中嶋常幸は5オーバーの29位、初日首位の池村寛世は6オーバーの38位まで後退。金庚泰(韓)は7オーバーの48位、池田勇太ら8オーバー、60位までの66人が決勝ラウンドへ進出。10オーバーで73位の永野竜太郎、12オーバーで86位の尾崎将司は予選落ちした。
■ベテラン谷口、アンダーパー守る
ベテランの谷口徹が日本勢でただ一人、アンダーパーを守った。4番までに三つのバーディーを奪う好スタート。途中から強い風が吹き出し、この「貯金」を使って、後半は耐えるゴルフでイーブンパーで回った。4年ぶりのツアー通算20勝目がかかるが、「まだ、考える段階ではない。とりあえず、3日目もチャンスがある位置にいたい」。上位にはずらりと韓国勢が並ぶ。「韓国の若手の方がゴルフもうまく、ガッツもある。(日本の)下の選手がきてほしい。48歳に頼られてもなー」と、最後は後輩の奮起をうながした。