顔を均一に見せる新体操団体チームの五つ子メイク=4月15日、東京都北区、牛尾梓撮影
強く、そして美しく。メイクを大切に思う女性アスリートは多い。とりわけ採点競技はそうだ。選手への支援を通じて自社製品の強みをPRしたり選手の声を開発に生かしたり、リオデジャネイロ五輪に向け、化粧品メーカーも熱い闘いを繰り広げている。
特集:リオオリンピック
ポーラ(東京都品川区)は、新体操日本代表「フェアリージャパン」の試合用メイクやスキンケアを2007年から指導している。3年前のルール改定で、顔の表情が曲と調和しないと減点されるようになり、曲の雰囲気に合わせたメイクがいっそう大事になった。
団体チームが目指すのは「五つ…