米電気自動車メーカー、テスラ・モーターズは11日、自動走行機能の使用中に起きた死亡事故を受け、障害物などを検知する能力を高めた新たなソフトウェアを提供すると発表した。米メディアによると、更新されたソフトウェアは2週間以内に提供されるという。
テスラによると、新たなソフトウェアでは、カメラを補助する役割で使われてきたレーダーの能力を強化し、路上の障害物や道路状況をより正確に把握できるようにするという。カメラが障害物を感知しなくても、レーダーが感知した場合はブレーキが作動する。
テスラは「衝突を完全に防ぐことはできないかもしれないが、重傷を負うような事故は大幅に減らせるようになる」としている。警告を何度も無視してハンドルから手を離し続けると、停車するまで自動走行を止める機能もつけるという。
5月に米フロリダ州の高速道路…