15番、ティーショットを放つ畑岡奈紗=諫山卓弥撮影
国内メジャー第3戦の日本女子オープン=朝日新聞社後援は2日、栃木・烏山城CC二の丸・三の丸(6506ヤード=パー71)で最終ラウンドがあり、17歳のアマチュアが歴史を刻んだ。最終ラウンドを5位でスタートした畑岡奈紗(なさ)(茨城・ルネサンス高3年)が5バーディー、2ボギーにまとめ通算4アンダーとし、逆転優勝。国内メジャー大会でのアマの優勝は史上初。1989年JLPGAレディーボーデン杯を制した平瀬真由美が持つメジャー最年少優勝記録(20歳27日)を塗り替えた。
17歳畑岡奈紗、国内メジャーでアマ初のV 女子ゴルフ
1打差の2位に堀琴音。単独首位でスタートしたアマの15歳、長野未祈(みのり)(千葉・麗沢高1年)は七つスコアを落とし、2オーバーの10位に終わった。笠りつ子、宮里美香は28位、大山志保は43位、渡辺彩香は60位。
4位のチョン・インジ(韓) 「もったいない気持ちはあるが、良い思い出を次につなげたい。日本では強い選手がさらに増えた」
10位の長野 「自分のゴルフができなかったが、ふてくされずにプレーできて良かった。アマで優勝するチャンスはあと2年ある。経験を生かしたい」