JR九州宮崎総合鉄道事業部は4日、日豊線佐土原発南宮崎行き下り普通列車(2両編成)の窓ガラスが宮崎市内で走行中に割れ、男子高校生1人が破片で左手に約2センチの切り傷を負ったと発表した。原因を調べている。
同事業部によると、列車は同市の宮崎神宮駅を出発後の同日午後4時41分ごろ、2両目の窓ガラス(縦約38センチ、横約1メートル、厚さ3ミリ)が割れた。乗客は計約200人いたが、負傷した男子高校生は窓ガラス近くに立っていたという。宮崎駅に到着後、男子高校生が同駅員に伝えて発覚した。列車は宮崎駅で運休し、後続の特急列車などが最大39分遅れ、約500人に影響が出た。(金山隆之介)