18日の練習の冒頭、選手に辞意を伝え、球場を引きあげる広島の黒田
今季限りの引退を発表した広島の黒田が、20日に行われるドラフトでの指名を心待ち?
好投手充実、「ビッグ4」の行方は…20日ドラフト会議
日本シリーズでのラスト登板に向けて、この日は強めのキャッチボールで調整した黒田。ドラフトの話題を振られると、「7位くらいでかかるかもわからん。緊張しているけど、かかってから、考えます」と笑わせた。
広島が1位指名予定の創価大・田中投手の映像も見たことがあるという。指名を待つ選手に対しては「すごくいい球団ですし、若い選手もたくさんいるので、本当にいいチームだと思うので、ぜひカープに入って、また来年セ・リーグ連覇できるように。そういう選手が出てくるといい」とエールを送った。
黒田は20年前の1996のドラフト2位で広島に逆指名で入団した。「逆指名だったんで、自分の名前が呼ばれるまではそわそわしていたんで。まさか自分がプロ野球選手になれるという、小さいころからの夢がかなう瞬間だったのを覚えています」と振り返っていた。
そして、取材の終わりには、また「7位くらいかなあ」と言って、笑いながら去っていった。