アリゾナ秋季リーグに参加したティーボウ=AP
大リーグ昇格を真剣に目指すアメリカンフットボールNFLの元スーパースターがいる。ブロンコスなどで、クオーターバック(QB)を務めたティム・ティーボウ(29)だ。8月末に、ロサンゼルスの公開トライアウトで潜在能力を買われてメッツとマイナー契約。左投げ左打ちの外野手としての挑戦が始まった。
11月中旬まで、マイナーの有望株が集まってプレーするアリゾナ秋季リーグに参加した。メッツのアルダーソン・ゼネラルマネジャーは「高いレベルで試合をこなし、技術を磨いてほしい」と期待して送り込んでいた。結果は、19試合に出場し、62打数12安打で打率は規定打席に到達した69人中61位の1割9分4厘。2打点、20三振に終わった。
だが、本人はいたって前向きだ。野球の試合に出場したのは、フロリダ州の高校時以来。秋季リーグ前には「毎日成長しようと取り組んでいる。すばらしい機会を与えてもらえて感謝している」とも話していた。
ティーボウはアメフットでは、…