(9日、△はアップ、▼はダウン、□は現状維持=金額は推定)
【ヤクルト】▼小川 600万円減の8800万円。来季プロ5年目で初のダウン。腰を痛めて一時戦列を離れ、8勝9敗。「自分でも納得いかない数字。もう一度優勝して喜びを分かち合いたい」
△山中 2千万円増の4100万円。先発で自己最多22試合に登板し、昨季に並ぶ6勝(12敗)。「ローテーションを守れたが、負け数が多かったのが課題。2桁(勝利)を一つの目安にしたい」
【広島】△中崎 4300万円増の8500万円。抑えとして61試合に登板し、3勝4敗34セーブ、防御率1・32。「驚くような数字でもないし、やった分だけ増えた。来年は負け数を減らしたい」
△福井 200万円増の4100万円。13試合に登板し、5勝4敗。「先発のローテーションを守るためにも、六、七回まで投げたい」
【ソフトバンク】□摂津 4億円プラス出来高で現状維持。2桁勝利が5年連続で止まり、今季は2勝2敗。3年契約の2年目となる来季に向け「同じ失敗をしないよう、反省を生かしていく」。
□高谷 現状維持の3400万円プラス出来高。今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、2年契約を結んだ。左ひざ故障の影響で今季は出場37試合。来季は「とにかく正捕手を取りにいく」。
【オリックス】□平野 3億円で現状維持。3年契約の2年目は4勝4敗31セーブ、防御率1・92と昨年から大きく成績を上げた。球団から「1年よく頑張ってくれたと言われた」。
▼佐藤達 1800万円減の7200万円。1勝4敗12ホールドにとどまり「1年通して、投げるときの感覚のズレを修正できずに終わってしまった」。
▼東明 2015年の2桁勝利から一転、今季は1勝10敗。800万円減の3400万円に「勝てなかったのでそれがすべて」。