昨年12月のクラブW杯で活躍した鹿島の金崎
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、21日から日本勢の1次リーグの戦いが始まる。鹿島、浦和、川崎とプレーオフを勝ち抜いたガ大阪の4クラブが出場。ここ数年は大型補強で躍進する中国勢などに押され、日本勢の1次リーグ敗退も珍しくない。今季の成績によっては、今後のACL出場枠に影響が出るため、各クラブは例年以上の好成績が求められる。
J1王者の鹿島は1月にタイ遠征を行い、海外クラブとの試合をこなすなど準備を整えてきた。2年ぶりの出場で、21日の初戦は本拠で蔚山(韓国)と対戦する。石井監督は「ピッチ内はボールや芝、ピッチ外の食事も含めて環境への順応がカギになる。クラブ全体の力で勝ち上がりたい」。
今季はMFレオシルバ、レアンドロら個人の力がある外国籍選手が加わった。勝負どころで頼りになるエース金崎も健在。昨年のクラブワールドカップを経て、DF昌子やFW鈴木ら20代前半の選手たちもたくましさを増す中、念願の初優勝を目指す。
昨季のJ1で年間最多勝ち点を…