長谷部誠
サッカー日本代表が屋台骨を失うかもしれない。ドイツ1部リーグ、フランクフルトのMF長谷部誠(33)がリーグ戦で左足を負傷。状態は思いのほか悪いようで、16日に発表されるワールドカップアジア最終予選のメンバー入りも怪しくなってきた。
現地報道などによると、長谷部は11日に敵地であった首位バイエルン・ミュンヘン戦に先発。後半、自陣のゴールに入りそうになった相手のシュートをはじきだした後、ゴールポストで左すねを強打した。一度は起き上がってプレーを再開したが、19分に退いた。
試合後、長谷部は自身のインスタグラムで患部を6針縫ったことを明らかにした。その上で「たいしたことはありません。とにかく今の状況をチーム一丸となり乗り越えていきます」などとつづっていた。ところが、ドイツのビルト紙(電子版)はフランクフルトのスポーツダイレクターの話として、長谷部の傷は骨の近くまで達する重傷だと報じている。フランクフルトは18日に本拠でのハンブルガーSV戦を控えているが、コバチ監督は「すべてがとても痛い」とコメントしており、長谷部の出場は難しいと見られている。
長谷部は今季ここまでのリーグ…