リハーサルで行進する早稲田実の清宮主将(中央)=18日午前、阪神甲子園球場、細川卓撮影
第89回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の開会式のリハーサルを終えた早稲田実(東京)の清宮幸太郎主将は「(他校の)すばらしい選手たちの顔ぶれを見て、いよいよ始まるんだなと思いました」と、にこやかな表情で話した。
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今大会の注目の打者として周囲は騒がしいが、清宮は落ち着いた様子を見せている。「勝ち負けもそうですが、甲子園の舞台をしっかりと味わいながらプレーしたい」と聖地に胸を躍らせる球児の素顔をのぞかせた。また、大会第1日に昨秋に戦った日大三(東京)と履正社(大阪)が対戦することについて、「どちらもいいチーム。どちらが勝ってもおかしくない。一野球ファンとして楽しみです」。19日の開会式本番に向けても、「楽しんで行進したい」と話した。