早稲田実―八王子 七回表早稲田実無死、中越えに本塁打を放ち、一塁をまわる清宮=神宮、樫山晃生撮影
第99回全国高校野球選手権西東京大会に出場している早稲田実の清宮幸太郎選手(3年)が28日、八王子との準決勝の七回にソロ本塁打を放ち、これまでの高校通算最多本塁打とされる107本に並んだ。
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2―1で迎えた七回、先頭で打席に立った清宮は、カウント2ボールから外角へ逃げる115キロの変化球を捉え、中堅左に運んだ。試合は早稲田実が4―1で勝利した。
先発は八王子は右腕の米原、早稲田実は右腕の雪山で始まった。観客数は1万7千人。
早稲田実の清宮の第1打席は一回無死一、二塁で、二ゴロだった。その後、2死満塁となり、相手投手の暴投で早稲田実が1点を先制した。
早稲田実は三回1死から清宮が四球で出塁。4番野村の中堅への二塁打で清宮が一塁から一気に生還し、2点目を奪った。
八王子は三回、安打と連続四球で1死満塁とし、暴投で1点を返した。
清宮の第3打席は五回、先頭で捕飛に倒れた。
そして早稲田実は七回、清宮のソロ本塁打で加点した。
さらに早稲田実は八回2死三塁、橘内の中前適時打で4点目を奪った。この回、清宮に5打席目が回り、死球だった。