
日本代表に選ばれた部井久アダム


ハンドボール男子の日本代表に、高校生が初めて選ばれた。福岡・博多高3年の部井久(べいぐ)アダム。開催国として出場する東京五輪のホープは、29日に東京・駒沢体育館である日韓戦で代表デビューを飾れるか。
父がパキスタン人で、母は日本人。194センチの身長は今回の日本代表で3番目に高い。その長身を生かした力強いシュートが、持ち味だ。初めて参加したフル代表の合宿では試合形式の練習でアピールできたという。「(日韓戦に出られたら)どれだけできるかが楽しみ。うまくやろうではなく、がむしゃらに1点をもぎ取りたい」
一方、高さだけでは通用しないことも痛感した。「ロングシュートやクイックなど、もっとバリエーションを増やさないと生き残れない」と課題を挙げる。
この競技と出会ったきっかけは…