ネクストテクノロジー代表の滝本隆准教授(左)と総務担当の辻貴美花さん=北九州市小倉南区 北九州工業高等専門学校(福岡県北九州市小倉南区)に拠点をおくベンチャー企業がインターネットで募った資金を元に、犬型ロボットのバージョンアップに取り組んでいる。臭いを判断する能力に加えて、消臭機能を搭載し、家庭で役立つロボットをめざす。 この犬型ロボットは体長約20センチの「はなちゃん」。鼻に付けられたセンサーで臭いを計測し、すり寄る(臭いが弱い)、しっぽを振る(中程度)、倒れて気絶する(臭いが強い)の3段階の動きで反応する。市販のチワワの玩具をメーカーの許可を得て使い、中に機械を入れてつくる。 プロジェクトを進めるのは高専に拠点を置くネクストテクノロジー。同校の滝本隆・准教授(36)が代表で、卒業生2人がスタッフとして働く。企業などから必要とするロボットなどの注文を受け、開発、販売している。 臭いを測定するロボットは発足から間もない2013年に「自分の臭いが気になる」という知り合いの社長からの相談で開発した。当初は倍以上の大きさだったが、その後小型化し、機械の持久性も向上させた。 次なる改良点として挙がったのが、部屋のあちこちを移動して、臭いを感知した箇所に消臭スプレーを吹きかける機能だ。 開発費用を50万円と見込み、昨年末からインターネットを通じたクラウドファンディングで出資を募ったところ、2月末までに約60万円が集まった。今後、消臭剤メーカーと連携し、今の「はなちゃん」のサイズのままで新たな機能を搭載できるよう開発を進める。 また、2万円以上の出資者に現行の機能の「はなちゃん」を返礼で提供することにしており、該当する20人分の製作も急いでいる。希望者に1体2万5千円で小売りもするという。 「『北九州といえばロボット』というくらい市内にロボットを増やして、ロボットが身近に感じられるまちにしたい」と滝本さんは話す。問い合わせは同社(090・3415・8650)。(奥村智司) |
臭いと気絶する犬型ロボット 消臭機能搭載へ
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
中国の若者の輪郭:雇用に最も注目するのは?
中国の若者の輪郭:不動産価格・教育に一番関心あるのは?
中国の若者の輪郭:金融・環境保護に一番関心あるのは?
韓正氏「北京・天津・河北省の協同発展の新たな進展を後押しすべき」
困難な人に無料でセットメニューを提供するレストランが増加 北京
第14次五カ年計画期間に中国の高齢者が3億人以上に
中国の家電業界にほとばしる新たな活力
メルヘンチックな景色広がる豪の「ピンクの湖」
変化する女性の消費観 女性を得た者が市場を獲得
全水深有人潜水艇「奮闘者」号、三亜市で引き渡し
女性消費者は何にお金を使っているか?
知的財産権の保護を強化し続ける中国
中国代表、米英豪に人権問題を利用した内政干渉の停止を促す
中国1-2月の主要経済指標が大幅増 今年の経済のスタートを読み解く
「成都—ロンドン」、「成都-ダッカ」の貨物便が2日連続で開通
中国、2020年に農村部にUターンして起業した人が1010万人に
中国が国連PKO要員に新型コロナワクチン30万回分を寄贈
香港地区選挙制度に関するG7外相声明に外交部コメント「中国への内政干渉を直ちに止め
中国は11年連続で世界一の製造大国 そのよりどころは?
出張接種!初の移動ワクチン接種車、北京で来月導入へ
習総書記が中央財経委員会の第9回会議開催 プラットフォーム・エコノミーと炭素
在日本中国大使館:中国製新型コロナワクチンを接種した人の訪中に便宜
ここ10年で最も人気の入籍日は? 日取りにこだわる中国の若者たち
中米ハイレベル戦略対話の開催地にアンカレジを選んだ理由
今後5年間及び15年間の中国の主要課題











