県が制作した「介護のイメージアップCM」
介護の仕事の魅力を知ってもらおうと、千葉県は「イメージアップCM」を制作した。介護福祉施設を舞台に入所する高齢者と介護職員の若者のふれ合いを描く。「きつい」といった介護現場のマイナスイメージを変える狙いで、県ホームページなどで配信する。
CMは「懸垂編」「ダンス編」「カラオケ編」の3種類。それぞれ30秒で、懸垂編のみ15秒の短縮バージョンもつくった。
懸垂編には、とある介護福祉施設で、張り切って懸垂をする入所者のおじいさんが登場。実は若い介護職員に肩車をされているのだが、おじいさんは「負けないぞ」と強がる――。
「ちょっと笑えて、あたたかい気持ちになれるCMを狙った」と県健康福祉指導課。CMは、11月11日の「介護の日」を中心とした1カ月間、県が行う「介護福祉のイメージアップキャンペーン」の一環で制作した。県のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信するほか、千葉テレビや映画館のCM、JR京葉線や総武線の電車内CMでも放映する。
制作の背景には、「精神的・肉…