両角友佑
14日に青森市で開幕するカーリング混合ダブルスの日本選手権に、平昌五輪で銅メダルを獲得した女子のLS北見と、日本男子20年ぶりの出場を果たしたSC軽井沢クの選手によるペア3組が「強化委員会推薦枠」として出場すると、6日に日本協会が発表した。推薦枠を含めて21組が出場し、優勝ペアは世界選手権(4月、スウェーデン)に出場する。
推薦枠として出場するのは、藤沢五月(スキップ)と山口剛史(セカンド)、吉田知那美(サード)と清水徹郎(同)、吉田夕梨花(リード)と両角友佑(スキップ)のペア。前年優勝の小笠原歩と阿部晋也、準優勝の藤井春香と青木豪のペアが出場を辞退したため、その2枠で、昨年の4人制日本選手権で優勝した中部電力の松村千秋(スキップ)と清水の弟の清水芳郎、中部電力の北沢育恵(セカンド)とSC軽井沢クの平田洸介(フィフス)の2組が出る。北海道、東北、関東、中部、西日本の各ブロックを勝ち上がった上位3組(北海道は上位4組)の計16組と戦う。
日本協会は混合ダブルスでは初めてチケットを有料にしたが、各日256枚がすでに完売している。
混合ダブルスは平昌五輪から正式種目になった。日本は2016、17年の世界選手権で代表ペアが1次リーグで敗退していたため、出場できなかった。五輪ではハーフタイムの栄養補給が話題になったが、混合ダブルスは4人制より短い1試合8エンドのためハーフタイムはない。