①汚れが気になる部分におしゃれ着用洗剤を直接塗り、キャップの裏で軽くたたく
梅雨入り前の晴れた日に衣替えをしてみては。家庭でもできる冬服の洗濯のコツや、しまう際の注意点を、ライオン「お洗濯マイスター」の大貫和泉さんに聞きました。
冬服の衣替えでトラブルの原因になりやすいのは、「冬だから汗をかいていない」「数回しか着ていないから汚れていないだろう」などと油断し、洗わずにしまってしまうことだという。大貫さんは、「時間が経ってから黄ばみやシミが出ることもある。1回でも着たら必ず洗ってからしまいましょう」と話す。
洗濯表示=表=を見て家庭で洗えるかを確認し、まずは気になる汚れの前処理。わきの下や襟などにおしゃれ着用洗剤を直接塗り、キャップの裏で軽くたたく=写真①。
ニットなどを洗濯機で洗う場合は、服をたたんで洗濯ネットに入れ、手洗いコースやドライコースなど水流が弱いコースを選ぶ。手洗いの場合は、30度以下の水温で優しく押し洗いする。その後、湿度が低い晴れた日に陰干しでしっかり乾かす。
最近は家庭で洗える制服やスーツも多い。上着のボタンはとめずに外したまま、一方、スカートやズボンのファスナーは閉めてからたたんで別々の洗濯ネットに入れ、弱い水流のコースで洗う。
干す時のポイントは、肩の厚み…