衆院議院運営委員会は21日の理事会で、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案について、22日の本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りすることを決めた。立憲民主党などは反対したが、6月20日までの会期内成立を目指す与党が押し切った。
衆院議運理事会で与野党は、環太平洋経済連携協定(TPP11)の発効を強引に進めようとしているとして、野党が18日に提出したTPP11担当の茂木敏充経済再生相に対する不信任決議案を採決することを確認した。
IR実施法案については野党側は同法案を審議することになる内閣委員会で米国を除く11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP11)の関連法案の質疑が続いていることなどを理由に審議入りに反対した。しかし、与野党は折り合わず、最終的に自民党の古屋圭司委員長が職権で審議入りを決めた。
一方、自民党国会対策委員会幹…