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守備の要・昌子の祖母、W杯の地へ寄せる特別な思い

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昌子盛枝さん(前列右から2人目)と、孫の源(後列中央)=2007年撮影、松江市、盛枝さん提供


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サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本の躍進をひときわ喜ぶ人がいる。昌子(しょうじ)源(げん)(25)の祖母、盛枝(もりえ)さん(81)=松江市=だ。盛枝さんの父は戦後、シベリアに抑留され帰らぬ人に。父が眠る地での孫の活躍に「夢のよう」と目を細める。


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世界的ストライカーを相手に、体を張った守備で貢献する昌子。海外組ではないJリーグ所属選手として唯一、1次リーグ2試合にフル出場した。テレビで観戦した盛枝さんは「相手に倒された時、思わずテレビに顔を近づけ、『大丈夫?』と叫んでしまいました」と笑う。


開催国のロシアには、特別な思いがある。


盛枝さんが7歳のころ、父の浅野隆吉さんに赤紙(召集令状)が届いた。甘いものが大好きだった父。旧満州への出征の日、つぼに入った砂糖をさじですくい、口いっぱいにほおばってから出かけていった姿が記憶に残る。


「子どもたちは元気か」。父からは、そんな手紙が届いた。終戦後、シベリアのイルクーツク州に抑留されたことをはがきで知った。「メガネ、万年筆、時計をとられ、困っている。寒さも厳しい」と記されていた。父の音信はこの後、途絶えた。


一向に帰還しない父の安否確認のため、母静枝さんに手を引かれ、何度も役所を訪ねた。あるとき、職員から「もう都合が悪いから、死亡公報を受け取ってくれ」と言われた。「父がどんな最期だったのか、全く情報もない。それが悔しくて、悲しくて」


4人きょうだいの長女として母を支え、苦しい時期を乗り切った。結婚、出産と家族が増え、楽しみになったのが孫の活躍だった。昌子は、米子北高校(鳥取県)に通った。松江市内で試合があれば観戦し、鹿島アントラーズに入団してからは、夫の貞夫さんが試合を録画し、盛枝さんが新聞や雑誌を切り抜いた。夫婦で何度も見返した。


昨年3月、貞夫さんが亡くなった時、昌子はアジア最終予選の真っ最中だった。葬儀には参列できなかったが、「おじいちゃんのために頑張るから」と電話で約束してくれた。


有言実行ともいえる、W杯での存在感ある孫のプレー。持病でロシアには行けなかったが、テレビにロシアの青い空が映るたび、盛枝さんは画面に向かって、呼びかけるという。「お父さん、源を見守ってやってね」


28日、日本は決勝トーナメント進出をかけて、ポーランドとの一戦に臨む。(山本亮介)



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