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「募金ハンバーグ」売り上げを全額寄付 豪雨の被災地に

支援通信


西日本豪雨


西日本豪雨支援通信


食肉販売会社のやまむらや(京都市)は、西日本豪雨の被災地支援で、「募金ハンバーグ」の店頭販売を始めた。1個約150グラムで540円。売り上げの全額を日本赤十字社を通じて寄付する。


顧客企業から、工場が被災した話などを聞き、「もはや、ひとごとではない」と感じた山村宙載(ちゅうさい)社長(43)。「肉屋なので、肉で貢献したいが、現地に生鮮品を届けるのは無理がある」(社長)として、募金ハンバーグに行き着いたという。


同社のミンチは鮮度にこだわりすべて「朝びき」で、売れ残りは毎日、廃棄している。募金ハンバーグはこれをチャリティーにいかした形だ。冷凍保存して翌日以降の販売を考えていた。しかし、SNSで紹介したところ人気を博し、今は生産が追いつかず、募金ハンバーグのためにミンチをひいている状況という。


同社の京都・滋賀の6店舗で、10月半ばまで販売する予定。売上総額と寄付の証明は後日、ホームページ(


http://www.yamamuraya.com/



)で知らせる。山村社長は、「被災地支援のために、ぜひ買い求めて欲しい」と呼びかけている。(北村有樹子)


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