第１００回全国高校野球選手権記念北神奈川大会準々決勝で２４日、今春の選抜大会４強の東海大相模が２点を追う九回に３点を挙げ、９―８で相模原に逆転サヨナラ勝ちした。相模原は近年力をつけている公立の進学校で、今大会はノーシードだった。

地方大会をライブ中継中！ 「バーチャル高校野球」で過去最多７００試合

夏の甲子園、歴代最高の試合は？ 投票ベストゲーム

地方大会の熱中症対策呼びかけ 朝日新聞社と日本高野連

東海大相模は一回に５点を先行され、１―５の五回に４点を挙げて追いついたが、七回に３点を奪われる苦しい展開。しかし八回に上杉のソロ本塁打で６―８とすると、九回無死二塁から森下が２点本塁打を放って同点に。さらに一死満塁と攻め、途中出場の井上がサヨナラ打を放った。

森下「成長できている証し」

森下は「外野が深く守っていたので、手前に落ちて単打で１点でいい、という楽な気持ちで打席に入った。内角高めの、抜け気味の球。上げすぎたかと思ったが、伸びてくれた。３番なので、ああいうプレッシャーのかかる場面はいずれ来ると思っていた。リラックスして練習通りにできたのは、成長できている証しだと思う」と話した。