日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、関東学生連盟の決定を受けて日大アメフト部は31日、声明を発表した。全文は以下の通り。
日大アメフト部、出場停止継続 関東学生連盟
関東学連「十分な改善なし」 日大アメフト部、下位降格
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本日、関東学生アメリカンフットボール連盟理事会におきまして、弊部の公式試合出場資格停止処分が、裁定のとおり、2018年度末まで継続されることになりました。連盟からのご指摘を真摯(しんし)に受け止め、今後とも弊部の改革に尽力をして参りたいと存じます。
アメフト部父母会「諦めず活動継続」
決定を受けて日大アメフト部父母会が31日、コメントを出した。以下の通り。
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選手たちは自ら声を上げたいと声明文を出して、やれることを行い、チーム改善に努めてきましたが、このような判断に至ったのは残念です。今後、父母会として何ができるか分かりませんが、諦めずチームが生まれ変わったことをご理解いただけるように活動を継続していきたいと思っています。
関学大アメフト部「真相究明のご尽力に敬意」
決定を受けて関学大アメフト部は31日、コメントを出した。
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日大アメフト部第三者委員会の最終報告書の公表(7月30日)につきましては、弊部として同委員会の多岐にわたる調査およびそれに基づく真相究明のご尽力に深く敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。関東学生アメフト連盟が日大アメフト部への公式試合出場資格停止処分を解除しなかったこと(7月31日)につきましては、弊部として意思を表明する立場にありませんのでコメントは差し控えさせていただきますが、同連盟の理事会およびその規律委員会、検証委員会のご尽力に深く敬意を表します。