卓球の新リーグ「Tリーグ」の運営法人は2日、開幕カードなどを発表した。男子(10月24日、東京・国技館)は、木下マイスター(東京都)とT.T彩たま(さいたま市)が対戦。女子(同25日、同)は、日本生命(大阪府)とトップ名古屋が顔を合わせる。
木下マイスターは15歳の張本智和ら日本のトップ選手を擁し、T.T彩たまには今年の世界団体選手権で銅メダルを獲得した韓国の鄭栄植らが加入。この日のユニホーム発表会に参加した張本は「(鄭栄植は)世界(団体)選手権で負けた相手なので、開幕戦でリベンジしたい」と語った。
2016年リオデジャネイロ五輪女子団体銅メダリストで、運営法人理事の福原愛さんもあいさつに立ち、新リーグをアピールした。
リーグは男女4チームずつで、来年2月まで21試合を実施。3月に勝ち点上位の2チームがファイナルを戦う。団体戦形式で、第1試合がダブルス(2ゲーム先取)、第2~4試合がシングルス(3ゲーム先取)でテレビ放映を意識し「最終ゲームは6―6から始める」など、独自ルールもある。第4試合を終えて2―2の場合、延長戦(シングルスで1ゲーム)を行う。