3日の東京株式市場で、日経平均株価は2営業日ぶりに小幅に値上がりした。終値は前日より12円65銭(0・06%)高い2万2525円18銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は9・51ポイント(0・54%)低い1742・58。出来高は13億9千万株。
日経平均は73円高で取引が始まったが、中国・上海市場での株価下落の影響で一時値下がりに転じ、前日終値を挟んだ展開が続いた。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「米中貿易摩擦の影響が一巡し、中国などアジア市場も落ち着きを取り戻しつつある。今後は9日の日米通商協議の行方や国内企業の決算内容が注目される」と話した。(大和田武士)