環境省は7日、西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山、広島、愛媛3県の災害廃棄物が計290万トンに上るという推計をまとめた。2016年に起きた熊本地震の約300万トンに匹敵する量だ。学校の校庭などに仮置きされている廃棄物について、中川雅治環境相は「8月中に撤去できる」との見通しを示した。 処理費用は776億円かかると見込む。県別では、広島が196万トン、愛媛が53万トン、岡山が41万トン。廃棄物が混入した土砂が全体の4分の3を占める。 被災地のために今できること…西日本豪雨支援通信 西日本豪雨、列島各地の被害状況は 熊本地震では処理に約2年かかった。環境省は被災自治体の処分場では処理しきれない廃棄物を隣県の自治体に引き受けてもらうよう調整し、分別に必要な機材の調達を急ぐ。中川環境相は廃棄物の分別に時間がかかることから、「(すべてを処理する期間のめどについては)今のところ確たることを申し上げられない」と述べた。(川村剛志) |
西日本豪雨の災害廃棄物290万トン 熊本地震に匹敵
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
梅雨寒、20日ごろまで 気象庁「冷夏の可能性も」
大雨災害 あなたの地域の危険度、スマホに自動通知
玄海原発差し止め仮処分、住民側の抗告を棄却 福岡高裁
断層のずれ1・5メートル、山形県沖地震で地震調査委
中部空港周辺に錨泊自粛海域を設定へ 関空の教訓生かす
教え子に残した笑み 避難で転居重ね、迎えた「最期」
眼前に土砂「この世とは思えぬ」 九州北部豪雨から2年
九州道・加治木―鹿児島IC無料に 豪雨で国道規制受け
近畿・北陸エリアの一部、始発から運休の可能性 JR西
大雨被害、鹿児島で女性不明 東日本も荒れ模様か
豪雨から一夜、鹿児島で避難指示続く 「土砂崩れ心配」
九州豪雨「家の裏山、崩れるかも…」 学校は一斉休校に
鹿児島県内、70万人超に避難指示 河川の氾濫迫る
気象庁「大雨特別警報の可能性」 70万人超に避難指示
九州、一日で1カ月分超す大雨の恐れ 土砂災害警戒を
九州で大雨、1日も激しく降る恐れ 気象庁「警戒を」
西日本中心に大雨に警戒 西日本豪雨並みの恐れも
大阪北部地震で「おつきあい断層」現象 衛星観測で確認
台風3号、関東・東海に接近へ 28日、激しい雨も
九州北部、過去「最遅」で梅雨入り 近畿・中国・四国も
千葉県・東京都・神奈川県で震度4 津波の心配なし
九州北部、まだ梅雨入りせず 最も遅い記録更新、今後は
緊急地震速報、今より最大25秒早く 海底の地震計活用
被災屋根にブルーシートをかけ続け1年 大阪北部地震
瓦落下や墓石倒壊の被害目立つ 「短周期の揺れ」影響か










