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「描くもんじゃない」被爆マリア像の絵、つらすぎた現実

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-9 11:13:14  点击:  切换到繁體中文

 

ナガサキノート10年 記者再訪


「本当にひたすらマリア像を描き続けていました」


過去の「ナガサキノート」はこちら


記者が忘れられぬ「普通の人」 原爆免れた…その声再び


長崎市内の浦上川近くの自宅には、被爆マリア像をモチーフにした絵が40枚近く保管されていた。描いたのは深堀柱(あきら)さん。昨年12月13日、急性心筋梗塞(こうそく)のため亡くなった。87歳だった。


深堀さんの妻初子さん(85)が、自宅に招き入れてくれた。



【3Dで特集】ナガサキノート あの日、人々の足取り


1945年8月9~10日に爆心地数キロ圏内にいた人を中心に約150人について、証言から推測される足取りを地図上に再現しました。一人ひとりの証言が読めます。



原爆で倒壊した浦上天主堂で、がれきの中から見つかった頭部だけの被爆マリア像。ほおは黒く焼けただれ、描かれたマリア像の目は暗く落ちくぼみ、見る者の目を、悲しげにまっすぐ見据えていた。


深堀さんを取材したのは2011年7月。


「被爆証言だけでなく、絵を描いて残そうという思いがあって」


そう言って見せてくれた絵は鉛筆の下書きで、被爆後の長崎市内の光景が描かれていた。うずくまり身を寄せ合う母子と思われる人たち。だが、その表情はぼやけ判然としない。


「思い出そうとすればいろんな…



 

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