サッカーJ1ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ(34)が11日、本拠・ノエビアスタジアム神戸で行われたジュビロ磐田戦で後半15分に先制点となるJリーグ初ゴールを奪った。右サイドで元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)から縦パスをもらうと、GKをかわし、角度のない場所から右足でシュートを決めた。
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この日は左足を負傷していたポドルスキが3カ月ぶりに復帰。ともにW杯優勝の経験を持つ世界的スターの見事な連係だった。
イニエスタはワールドカップ(W杯)ロシア大会後にスペインの名門バルセロナから加入。7月22日の湘南ベルマーレ戦でJリーグデビューし、同28日の柏レイソル戦で初先発。直後に家族を呼び寄せるため一時帰国しており、磐田戦が先発2試合目だった。
バルセロナで欧州王者に4度。W杯でも2010年南アフリカ大会でスペインの初優勝に貢献し、決勝トーナメント1回戦で敗れたロシア大会でも中心選手としてプレーした。