三越伊勢丹ホールディングスは6日、三越日本橋本店(東京都中央区)の改装に合わせて、客の買い物に付き添って商品を提案する「コンシェルジュ」を導入すると発表した。高額消費が好調なことを受け、富裕層向けサービスを充実させる。来月24日に新装オープンする。
今回の改装では、店の顔となる本館1階をリニューアルするほか、本館5階に、年間購入額が多い富裕層を対象にしたラウンジ(約600平方メートル)を開設する。
ブランドごとの販売員とは別に、食品、婦人服、美術品など7分野それぞれにブランドを超えて商品を提案する「コンシェルジュ」を計約90人、売り場へ案内する「ガイド」を約100人配置する。顧客はネットからコンシェルジュを指名し予約することもできる。
さらに、顧客の買い物履歴や好…