JR北海道は8日朝、北海道内の鉄道の運行状況を発表した。北海道新幹線(新函館北斗―新青森間)、「快速エアポート」(小樽―札幌―新千歳空港間)、函館線「はこだてライナー」(函館―新函館北斗間)が平常通りの運転に戻っている。
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特急以外については、宗谷線(旭川―名寄間)も7日より運転を再開し、石北線(旭川―上川間)は8日始発から運転を再開した。函館線(小樽―札幌間)と千歳線(札幌―千歳・新千歳空港間、快速エアポート以外の普通列車)は本数を減らして運行している。
函館線(札幌―岩見沢間)は同日午前10時ごろから本数を減らして、函館線(函館―新函館北斗間、普通列車)は午後4時14分出発の普通列車から運転を再開する見通し。根室線(新得―釧路間)は同日夜からの再開に向け準備をしている。
ただ、12路線14区間では運転再開の見通しは立ってない。札幌と近郊を結ぶ札沼線(札幌―北海道医療大学―新十津川間)や、札幌と道北や道南を結ぶ函館線の2区間(新函館北斗―長万部―小樽間、岩見沢―旭川間)、札幌と道東(帯広など)を結ぶ石勝線(南千歳―夕張・新得間)など、主要路線も含まれる。
道内の全特急列車125本は終日運休する。(磯部往紀)