(14日、ラグビー・トップリーグ 神戸製鋼36―20サントリー)
神戸製鋼のカーター、21点デビュー ラグビー
トップリーグでデビューを果たした神戸製鋼のダン・カーター(36)が試合後の記者会見で自らのプレーを振り返った。
――日本ラグビーにアジャストするのは難しかった?
そうでもないと思います。来日して2カ月、周囲に助けてもらって慣れるのは早かった。チームメートの頑張りもあって、自分の役割をやりやすかった。
――日本ラグビーのレベルはスーパーラグビーに比べてどうか?
日本のスタンダードは毎シーズン、上がっている。スピードが速いので、慣れないといけない。80分間出る予定はなかったが、後半、雨が降りだして、ゲームスピードが落ちたのは助かりました。
今まで達成したことに関係なく、新しい国で自分のプレーを証明しないといけないと、だいぶ緊張していた。
――自身のプレーを振り返って?
全体的に良かったし、スキルも出せた。自信がつくには数試合かかるが、久しぶりの試合でスキルを出せたのには驚いた。ハードワークと経験を頼りにパフォーマンスできた。
――今後のチームの改善点は?
最初の30分はいいプレッシャーをかけていたが、その後、うまくプレーできなかった。80分間、理想的なプレーを続けることを強みにしないといけない。パソコン、iPadで試合を振り返って、課題を理解して次の試合に入りたい。
毎週少しずつ成長できれば、プレーオフ、最終的には優勝につながると思うが、簡単なことではない。ハードワークが必要だ。