26日の東京株式市場は日経平均株価が8営業日連続で値上がりし、1月23日以来約8カ月ぶりに2万4千円台をつけた。日経平均の終値は前日より93円53銭(0・39%)高い2万4033円79銭。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は0・77ポイント(0・04%)低い1821・67。出来高は14億株。
この日は、銘柄を保有することで株主の権利を得られる最終売買日の翌日にあたる。その影響で日経平均は前日より93円安で取引を始めたが、海外投資家の積極的な買いが入ったことから、その後値上がりに転じた。アジアの堅調な株式市場も値動きを支えた。
市場では「海外投資家の買いが根強く続いている。今後は上昇スピードの調整がなされる可能性がある」(大手証券)との声もある。