西日本を中心に大きな被害が出た7月豪雨の被害額が、全国で約1兆940億円に上ることが国土交通省のまとめ(推計、速報値)でわかった。各省庁などの被害データを集計した。水害の被害額では過去最大。同省が28日、大規模で広域的な豪雨の災害対策を検討する有識者会議の初会合で明らかにした。 7月豪雨では約1万7千棟の家屋が全半壊した。土砂や浸水による水道管の破損や水の濁りが相次ぎ、最大26万戸超で断水した。ほかにも農地や養殖場、鉄道などに大きな被害が出た。 被災地のために今できること…西日本豪雨支援通信 西日本豪雨、列島各地の被害状況は 国交省によると、被害額の内訳は、家屋や農作物など「一般資産等」が約6290億円、堤防や道路など「公共土木施設」が約4430億円、鉄道やライフラインなど「公益事業等」が約220億円だった。これまでの最高は、1976年の台風17号による約8844億円だった。 有識者会議は、岡山県倉敷市真備町の水害で、高梁(たかはし)川の増水により小田川の水が流れにくくなったと指摘された「バックウォーター現象」対策、リスク情報の伝達のあり方などを検討し、年内に方針をまとめる予定。 |
西日本豪雨の被害額1兆940億円 水害では過去最大
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
梅雨寒、20日ごろまで 気象庁「冷夏の可能性も」
大雨災害 あなたの地域の危険度、スマホに自動通知
玄海原発差し止め仮処分、住民側の抗告を棄却 福岡高裁
断層のずれ1・5メートル、山形県沖地震で地震調査委
中部空港周辺に錨泊自粛海域を設定へ 関空の教訓生かす
教え子に残した笑み 避難で転居重ね、迎えた「最期」
眼前に土砂「この世とは思えぬ」 九州北部豪雨から2年
九州道・加治木―鹿児島IC無料に 豪雨で国道規制受け
近畿・北陸エリアの一部、始発から運休の可能性 JR西
大雨被害、鹿児島で女性不明 東日本も荒れ模様か
豪雨から一夜、鹿児島で避難指示続く 「土砂崩れ心配」
九州豪雨「家の裏山、崩れるかも…」 学校は一斉休校に
鹿児島県内、70万人超に避難指示 河川の氾濫迫る
気象庁「大雨特別警報の可能性」 70万人超に避難指示
九州、一日で1カ月分超す大雨の恐れ 土砂災害警戒を
九州で大雨、1日も激しく降る恐れ 気象庁「警戒を」
西日本中心に大雨に警戒 西日本豪雨並みの恐れも
大阪北部地震で「おつきあい断層」現象 衛星観測で確認
台風3号、関東・東海に接近へ 28日、激しい雨も
九州北部、過去「最遅」で梅雨入り 近畿・中国・四国も
千葉県・東京都・神奈川県で震度4 津波の心配なし
九州北部、まだ梅雨入りせず 最も遅い記録更新、今後は
緊急地震速報、今より最大25秒早く 海底の地震計活用
被災屋根にブルーシートをかけ続け1年 大阪北部地震
瓦落下や墓石倒壊の被害目立つ 「短周期の揺れ」影響か