17日の東京株式市場は、前日の米国の株高を受けて2営業日連続で上昇した。日経平均株価の終値は前日より291円88銭(1・29%)高い2万2841円12銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は25・96ポイント(1・54%)高い1713・87。出来高は12億株。
午前中、一時400円を超えて上昇する場面もあった。米国の半導体製造装置企業の業績見通しが市場予想を上回ったことで、東京エレクトロンなど半導体関連株が買われた。午後は利益を確定する売りも出て、日経平均は上げ幅を縮めた。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「日本企業の決算発表を控え、(株価が上昇している局面で一時的に下落したタイミングを見計らって買いを入れる)押し目買いの動きが限定的になり、終盤で上げ幅が縮小した」と分析している。