31日の東京株式市場は、前の週に大きく値下がりした株を買い戻す動きが続き、2日連続で値上がりした。
日経平均は、前日より463円17銭(2・16%)高い2万1920円46銭。東京証券取引所の第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)も34・66ポイント(2・15%)高い1646・12。出来高は18億1千万株だった。
前日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が米中関係の改善に前向きな発言をしたことを好感して急反発。ダウ工業株平均は430ドル以上、値上がりした。
東京市場もこの流れを受け、日経平均は112円高で取引を開始。9月中間決算の好業績を発表した企業を中心に、電機や自動車、情報通信など幅広い銘柄が買われた。(和気真也)