中部空港(愛知県常滑市)で、位置情報を集めるスマートベビーカーや立ち乗り型のパーソナルモビリティーの実証実験が始まった。空港を先端技術の実験場にする「ショーケース化」を進める。
ベビーカーの実験は、デンソーと連携する。空港内のビーコンとベビーカーにつけたタブレットが位置情報をやりとりし、ベビーカーの位置を把握しやすくする。空港のベビーカーは15%ほどが乗り捨てで、スタッフが探して回収する手間を省けるという。一方、モビリティーは時速6キロほどの乗り物で、トヨタ自動車とアイシン精機から計7台を借りた。警備巡回やスタッフの案内に使う。