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盲腸をとったらパーキンソン病になるリスク減? 米研究

盲腸(虫垂)を切除した人は、神経疾患のパーキンソン病にかかりにくい――。そんな分析を米国などの研究チームが発表した。160万人以上のデータを解析したところ、盲腸手術を受けた人の発症リスクは、盲腸のある人より約20%低くなる傾向があったという。ただ、現時点で、発症予防のための盲腸切除までは勧めていない。


米科学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディスンに論文を発表した。


チームは、欧米の2種類のパーキンソン病患者のデータベースを分析した。スウェーデンの160万人以上のデータからは、盲腸手術を受けた人は、そうでない人に比べて、生涯の発症リスクが約19・3%低下。10万人あたりの発症者数で比べると、年間約0・4人少なかった。特に、農村部では盲腸がない人は、ある人に比べて25・4%も発症リスクが下がっていた。パーキンソン病のリスクを上げるとされる農薬にふれる機会が多いことが影響しているらしい。


別のデータからは、発症の30年以上前に手術を受けた人は、それ以外の人に比べて、発症が平均約3・6年遅れる傾向も判明した。


パーキンソン病は、脳細胞に特殊なたんぱく質が蓄積されて発症するとされる。近年の研究で、盲腸には、このたんぱく質の材料となる物質がたまっていることがわかってきているという。


かつては「無用の長物」「とってもとらなくても関係ない」などと言われた盲腸だが、近年、正負両面から注目されている。免疫の働きを保つ効果や、取り除くことでがんの発症リスクが上がるなど、健康によい影響を与えているとする見方もある。(小坪遊)


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