ラグビーの日本代表は17日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場でイングランド代表(世界ランキング4位)に15―35で逆転負けした。日本協会が「テストマッチ」と認定するイングランドとの9度目の対戦で初勝利はならなかったが、「ラグビーの聖地」での対戦で、前半は15―10とリードする健闘をみせた。
ラグビー日本、イングランドをリードして後半へ
ラグビーワールドカップ2019
世界ランキング11位の日本は試合開始早々にイングランドにトライを許したが、PGで追い上げた。20分過ぎにはCTB中村が中央にトライを決め、ゴールも成功して10―7と逆転に成功した。
10―10の同点とされた後の30分過ぎには、ラファエレと福岡のパス交換で大きく前進すると、右に展開。山田からのパスを受けたフランカーのリーチが勝ち越しのトライを決め、15―10と再び勝ち越して前半を折り返した。
日本は後半15分にPGで追い上げられ、3分後に逆転トライを許した、結局、後半だけで大量25点を奪われ、3年前のワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本を率いたエディ・ジョーンズ氏率いるチームに及ばなかった。
日本の次戦は24日、来年のW杯日本大会1次リーグ初戦でぶつかるロシア代表と英グロスターで対戦する。