30日の東京株式市場で、日経平均株価は6営業日連続で値上がりした。12月1日の米中首脳会談を前に様子見ムードが強く、上げ幅は小幅だった。終値は前日より88円46銭(0・40%)高い2万2351円06銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は7・98ポイント(0・48%)高い1667・45。出来高は18億株。
米中首脳会談の行方を見極めようと、市場では朝方から売買を手控える動きが広がり、日経平均は終日もみ合う展開だった。「米中が歩み寄れば世界的な株高基調となるが、交渉が決裂すればリスクを避ける動きが強まり、株安や円高に振れる」(大手証券)との見方もある。