5日の東京株式市場で日経平均株価は2日連続で値下がりした。終値は前日より116円72銭(0・53%)安い2万1919円33銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は8・71ポイント(0・53%)低い1640・49。出来高は14億6千万株。
米国景気の先行き減速懸念から、前日の米国市場でダウ工業株平均が約800ドル値下がり。この流れを受け、東京市場でも日経平均が280円安で取引を開始し、下げ幅は一時300円を超えた。ただ、東京市場は前日も500円を超す下落だったことから、割安感のある株を中心に買い戻され、下げ幅は縮まった。リスク回避の動きが広がって長期金利が低下しており、金融関連株などが売られた。(和気真也)