7日の東京株式市場で、日経平均株価は前日の大幅安から反発し、4営業日ぶり上昇した。終値は前日より177円06銭(0・82%)高い2万1678円68銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は9・85ポイント(0・61%)高い1620・45。出来高は13億7千万株。
中国の通信機器大手の幹部が逮捕された「ファーウェイ・ショック」の影響で前日は大幅安となったが、7日は日本株に割安感が広がり、買い戻しの動きが出た。小売業やサービス業など内需関連株の上昇も目立った。ただ、米中対立の火種はくすぶったままで、「来週も米中の通商問題に引きずり回される展開が続くだろう」(大手証券のアナリスト)との見方が出ている。